薬剤師求人重大ニュース2022年10/16~10/31
2022年11月2日 掲載
薬剤師業界の最新求人動向に精通しましょう。今回は2022年10月後半の薬剤師の求人にかかわる最新情報をシェアします。
薬剤師確保へ富山大学が「地域枠」検討
富山大学は富山県内の薬剤師不足に対応するため、入試の際に「地域枠」・「特別枠」創設の検討しています。富山県との連携推進会議で提案されました。新田八朗知事も協力する考えを示しました。
富大によると、県内の薬剤師不足は深刻で、製薬企業の2020年度の充足率は36・4%(求人数33人、採用数12人)にとどまった。公的病院の充足率は44・9%(求人数37人、採用数16・6人)、行政(県職員)は50・0%(求人数8人、採用数4人)だった。
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/889703
コスモスに転職ってどうなの?
コスモス薬品は、福岡・博多に本社を置く大手ドラックストアです。コスモス薬品薬剤師の転職には、以下のメリットがあります。
- 経験2年目から年収550万円が保証
- 副店長や店長への昇進が速い
- 企業方針で残業が厳しく制限されている
以下の記事では、以上のメリットや特徴を踏まえて、コスモス薬品の評判や、転職を成功させるためのコツを解説しているので参考にできます。
コスモス薬品の平均年収は550万円~700万円で、薬剤師全体の平均よりやや高いです。
https://pharmacist.medical-gate.jp/cosmospc-pharmacist/
平均年収が高い原因としては、副店長や店長への昇格が速い・2年目以降の基本給が高いことがあげられます。
薬剤師が自殺対策のゲートキーパー
新たな自殺総合対策大綱で、薬剤師が声がけなどで自殺予防につなげる「ゲートキーパー」となることが明記されました。
大綱では、2026年までに人口10万人当たりの自殺死亡率を2015年の18.5%から13.0%(30%超減少)させる目標が設定されています。自殺者数としては約1万6000人以下に引き下げる数値目標です。
調剤、医薬品販売等を通じて住民の健康状態等に関する情報に接する機会が多い薬剤師、(中略)等、業務の性質上、ゲートキーパーとしての役割が期待される職業について、地域の自殺対策やメンタルヘルスに関する知識の普及に資する情報提供等、関係団体に必要な支援を行うこと等を通じ、ゲートキーパー養成の取組を促進する。
https://www.mhlw.go.jp/stf/taikou_r041014.html
ドラッグストア薬剤師 育成 4万人 へ
日本チェーンドラッグストア協会が10月21日に産業規模としての新予測を公表しました。
2030年には全国ドラッグストア総売上高13兆円、店舗数は35000店舗になるとされています。
2030年時点の予測数値 。( )内は2022年比
項目 | 2030年予測数値 | 対2020年 |
全国ドラッグストア総売上高 | 13兆円 | 152% |
全国ドラッグストア総数 | 35000店 | 161% |
ドラッグストア薬剤師 | 4万人 | 185% |
医薬品登録販売者 | 18万人 | 215% |
人数は8時間換算